疲労摩耗でいこう

画像シャフトの軸受け嵌め合い部に発生していた損傷です。回転機屋さんはこのきずを通常「フレーキング」と称します。シャフト側ばかりでなく軸受け側に発生することもあります。でき方は圧着-硬化-剥離という流れが一般的でしょう。疲労摩耗の一形態と考えられます。

発生原因や対策を扱う学問は、トライボロジー (tribology)で、摩擦・摩耗・潤滑のメカニズムなどについて研究する分野です。

以前歯車の疲労摩耗を記事にしたことがあります(→ https://sodegaurandi.seesaa.net/article/200712article_17.html )が、機械要素側の欠陥名は「ピッチング」となります。

「ピッチング」はプラント機器や配管の保守検査では孔食のイメージがありますね。

プラントメンテ屋たる僕の職場ではそれぞれの業界用語が交錯しています。相手がどの職域の方なのか見極めてからでないと欠陥の名称ごときで意志疎通が損なわれる可能性があるわけです。モノが目の前にあればともかく、ちょっと不便。かな。

だから僕は「疲労摩耗」でいこう、と思っているのです。つまらないことに拘泥していると余計に疲労がつのりますからね。





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この記事へのコメント

天使
2009年06月28日 13:08
A列車で行こうは存じておりますが、疲労摩耗は知りませんでした。機械的エロージョンみたいなものでしょうか? 話は変わりますが、憎きJR東日本の東京駅から京葉線へ向かう途中にある本屋さんを覗きましたが、ネジの本は売り切れていました。悔しい。
悪魔
2009年06月28日 22:56
疲労磨耗?・・・・勉強不足でと言うか勉強など殆どしていないため知りませんでした。天使さんの様に本屋さんに行ってもネジのコーナーには目もくれずオーディオコーナーに一直線のため何も身になっておりません。
今日は本屋さんにもCD屋さんにも行かず映画館に行ってきました。測量士なもので「劔岳 点の記」を見てきましたがCG無しビデオ無しのフィルムの迫力を堪能してまいりました。難を言えば宮崎あおいが明治っぽくないのと柴崎と長次郎が出会って弁当を食べた田んぼが圃場整備済みだったのが残念です。
niwatadumi
2009年06月28日 23:39
天使さん、こんばんは。
疲労摩耗はJAZZではなく演歌だと思います。
土曜の夜、その本屋さんの前を通ったのですが酔っ払ってたので素通りしてしまいました。この日の車中の友はマルキ・ド・サドを訳したことで知られる澁澤龍彦の「うつろ舟」(河出文庫)。理系の講習帰りに文系の振りです。でも京葉快速で眠ってしまいました。ただの酔っ払いオヤジです。その姿はたぶん演歌です。
niwatadumi
2009年06月28日 23:50
悪魔さん、お疲れ様です。「劔岳 点の記」は観たい映画ではありますが、家族連れでは無理ですね。奥さんは「マンマ・ミーア」だしhiwaさんは「ハリポタ」です。僕もホントは「トランスフォーマー」のように何も考えずに済むヤツが良いです。
悪魔さんはおそらく奥様がご一緒だったと推察いたしましたが、奥様の反応をぜひお聞きしたいですね。
悪魔
2009年06月29日 08:28
うちの奥様は寡黙に映像に見入ってました。「久しぶりに良い映画だった~・・・。」が感想です。家族連れでもナントカなるかもしれないけど,序盤はhiwaちゃんには辛いかも知れないですね。
niwatadumi
2009年06月29日 22:13
悪魔さん、こんばんは。
奥様の反応が意外に普通でちょっとガッカリです(笑)。やはり旦那の商売を解っているせいかも知れませんね。
デハボ1000
2009年06月30日 23:42
>疲労摩耗は知りませんでした。
そーですねえ。ピッチング・フレーキングのほうが(英語ですが)分析方面では使われていますねえ。ピッチングは現象面から見た言葉ではあるのですが、実質はそう変わりません。
昔軸受けが揺動するところでこれを起こし、対策に苦労したことがあります。
niwatadumi
2009年07月01日 22:17
デハボ1000さん、こんばんは。
>対策に苦労したことが
その辺はきっと、下手したら特許ものという門外不出の技術があるのでしょうね。口を滑らせたら暗殺されてしまうくらいの…。
したがってこれ以上お聞きしませんからご安心ください。
アクア
2009年07月02日 11:49
いつも見て勉強させてもらってます。
軸の表面が広い範囲で剥がれているのに
軸受内輪の嵌合部が回転した跡は無いようですね。
こんな状態は初めて見ました。
niwatadumi
2009年07月02日 22:42
アクアさん、こんばんは。
欠陥や損傷を見ているといろいろなことが想像されて面白いと思いませんか。
この記事本文中「シャフト側ばかりでなく軸受け側に発生することもあります」という表現はもしかしたら読んだ人に誤解を与えるかも知れませんね。

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